2016年4月10日日曜日

都土研関係者著作物紹介

 都市的土地利用研究会関係者の著作物を紹介します。価格表示は,いずれも本体価格(消費税別)です。

藤井俊二「ドイツ借家法概説 (法律学講座10)
単行本: 376ページ,出版社: 信山社 (2015/4/3)ISBN-10: 4797280409,価格5,400

 ドイツ借家法の理論と実務についての概説です。ドイツ賃貸借法の展望概観/その構成から賃貸借契約の形成/賃貸人及び賃借人の権利・義務/賃貸借関係の終了/住居所有者の交代/賃借人が死亡した場合の権利承継/相続人との賃貸借関係の継続などについて解説しています。日本の借地借家法の理解にも役立つ。理論面のみならず、法曹実務者にも推奨されます。ドイツ賃貸借法の展開概観,ドイツ賃貸借法の構成,賃貸借契約の形成等,ドイツの借家法制の全てを解明した著作です。藤井先生は,都土研の代表です。

 

 

Q&A 自治体のための空家対策ハンドブック 


西口 元 (著), 秋山一弘 (著), 帖佐直美 (著), 霜垣慎治 (著)

  • 単行本(ソフトカバー): 267ページ,出版社: ぎょうせい(2016/3/15),ISBN-10: 4324099391
  • 発売日: 2016/3/1,価格2,700円
  •  顧問・任期付公務員として自治体実務に携わる法曹家らが執筆。 「空家対策特措法」を受けた空き家対策のQ&A! 
     昨年5月に完全施行された「空家等対策の推進に関する特別措置法(空家特措法)」を受けて、自治体の空き家対策についてQ&A形式でまとめました。 
    空家特措法に関するQ&Aのほか、担当職員が知っておくべき一般民事に関わるQ&Aなど計85問を掲載。 
     住民とのトラブルが予想される危険な「特定空家」に関する部分は、元裁判官でもある西口元氏が執筆。訴訟・トラブル対策としても必備の一冊です!!
   本書と関連して,昨年7月25日に「空き家特措法の法的課題」の報告が,西口教授,霜垣弁護士の報告でなされています。



太田 秀也 ()
単行本: 241ページ,出版社: 大成出版社 (2015/5/23)ISBN-10: 4802832036,価格3,400
行政の活動・公務員の仕事を多角的な視点から捉えた新しいタイプの公共政策のテキストであり,公務員をめざす者の必読の書です。本書は公務員を志望している方、公務員として働き始めた方向けに、行政活動(政策形成活動、政策実施活動)について、政策の細目設計や運用・事業の実施など実際の行政活動を踏まえ、やさしく解説した入門書です。
目次:第1部 総論 第1章 行政活動総論,第2章 立法(法律・条令の制定),第3章 政策立法の方法,第2部 個別行政分野編 


2016年4月9日土曜日

5月28日(土曜日)都土研究会「都市における緑と農」



 2016(平成28)年5月28日(土曜日)都市的土地利用研究会・式次第について,担当の霜垣慎治さまからご連絡がありました。ご案内申し上げます。(開催教室が日大法学部の教室になっています。ご注意ください。これまでは日大経済学部の建物でしたが,これからは法学部の建物です。場所が同じではありません。)

1 全体テーマ 「都市における緑と農」


2 日時 2016(平成28)年5月28日(土)14時00分~17時00分


3 場所 日本大学三崎町キャンパス・法学部教室
    法学部本館151教室(経済学部棟ではなく,法学部本館ですので,御注意ください。)JR水道橋駅から徒歩約4分

4 講師・講演テーマ


(1)国土交通省都市局公園緑地・景観課 井村 企画専門官(仮)
   「最新の政策,立法動向等について」(仮)


(2)安藤 光義 東京大学大学院農学生命科学研究科教授 
    ア 講演テーマ 「都市農家の動向と都市農地の行方」
現地調査に基づく最近の都市農家の動きの紹介
 イ 講師略歴
    東京大学大学院農学系研究科博士課程修了(博士・農学)後,茨城大学農学部助教授,東京大学大学院農学生命科学研究科准教授等を経て,現職。政治経済学・経済史学会理事,日本農業法学会理事等を務められている。


(3)合田 素行 元農林水産省農林水産政策研究所・国際政策部長
  ア 講演テーマ 「田園回帰の土地問題」
現に田園で生活をなされおり,そこでの問題,興味深い状況等 の紹介
  イ 講師略歴
    東京大学大学院において都市工学の修士号を取得後,農業と都市計画の関連に興味を持ち,農水省の研究所に入所,同研究所国際部長を経て,鳥取環境大学,茨城大学教授を経て,現在は,山梨県北杜市で農業の実践にも当たられている。


5 狙い
 人口減少と低成長を背景とする土地の過少利用時代にあっては,都市地域における非都市的土地利用問題が深刻化せざるを得ない。他方,先般の都市再生特別措置法改正により,全国の都市を対象として,いわゆるコンパクトシティ推進のための制度として立地適正化計画と居住誘導区域が導入されたが,コンパクト化された周辺の土地利用のあり方については規定されておらず,いわば制度的エアポケットの状況にある。
  当研究会では,都市のみを捉えては都市的土地利用のあり方を考えることができないという観点に立ち,時期を見計らって「農」や「緑」の問題を取り上げてきたが,上記の状況に鑑み,改めてこの問題を議論すべき時期にあると言える。

そこで,今回は「都市における緑と農」というテーマで,3名のゲスト報告者をお呼びして,それぞれの立場から論じていただき,会員各位とともに検討することとした。


6 懇親会 研究会後,JR水道橋駅最寄りにて,懇親会を開催


「都市における緑と農」担当コーディネーター 
   群馬県沼田市総務部総務課  霜垣 慎治  

7 日本大学法学部アクセス

 http://www.law.nihon-u.ac.jp/access.html
〒101-8375 東京都千代田区三崎町2丁目3番1号,
水道橋駅から日大経済学部(従来の会場)の前を通り,次の三崎町交差点を吉野家・買い取りマックス方面に入る。
最寄り駅水道橋駅JR総武線・中央線 東口出口:徒歩3〜5分
都営三田線 A2出口:徒歩3〜6分
神保町駅東京メトロ半蔵門線,都営三田線・新宿線 A4出口:徒歩5〜8分