2016年12月21日水曜日

2017年1月28日土曜日研究会案内

2017年の研究会についてのご案内です。

      記
日時 2017年1月28日土曜日午後2時-午後5時
場所 日本大学三崎町キャンパス・法学部
2号館243講堂(法学部2号館4F)(前回と異

なります。ご注意ください。)

統一テーマは、「借地権付マンションの現状と課題」です。
報告者は、以下の通りです。
①       「借地権付マンションをめぐる現在の法的諸問題」藤井俊二(創価大学)
②       「借地権付マンションをめぐる法律論の将来像」佐藤元(弁護士)
③  「名古屋における借地権付マンションの現状」森さやか(中部マンション維持管理機構)
④  「定期借地権付マンションの現状と管理上の課題」周藤利一(明海大学)


研究会の狙い

 わが国の不動産法制の特異性は、土地と建物を独立別個にしたことにあることは、稲本先生が『借地制度の再検討』において強調される
ところである。そのために、わが国では借地が広く行われ、解決困難な種々の問題を生じさせている。又、マンションは1棟の建物に複数の
所有権の存在を認めているために、多くのやはり解決困難な法律問題を発生させている。
 今回、われわれが研究している「借地権付マンションの現状と課題」は、このような複雑な問題を発生させる借地制度とマンションが複
合的に合体して、更に厄介な問題を生じさせている現状を確認して、その解決策を示そうとするものである。例えば、地代・賃料の支払に
ついて、どのように考えるか、又、管理組合や管理会社が借地契約にどのようにコミットするかなどは、いまだ正解のない問題である。
 今回は、定期借地権付マンションのもならず、普通借地権付マンションも考察の視野に入れている。普通借地権付マンションもかなり存在するからである。


1月28日の教室は、変更となります。
2号館243講堂(法学部2号館4F)です。
http://www.law.nihon-u.ac.jp/facility/map.html
建物も違っていることにご注意ください。